
“備え”より前にまず呼吸。心のマインド防災術
2025年7月30日、カムチャッカ半島で『M8.7』という大規模地震が発生。
その影響で、日本にも津波警報が発令され、翌31日現在も『津波注意報』が継続中です。
私が暮らしている沖縄でも、子どもたちが通う学校が海沿いにあるため、
学童や部活動で登校していた子たちは『高台へ避難』したそうです。
(幸いにも夏休み中だったので、多くの子は自宅にいました)
そんな出来事の中で改めて感じたのは、
防災において何よりもまず整えておきたいのは、
**“モノの備え”よりも“心の備え”だということ。**
今回は、日頃から私が大切にしている
『マインドの防災』についてシェアしてみようと思います。
『死』が怖くなくなったあの日から、私の防災観は変わった
正直に言うと、数年前までの私は
警報が出るたびに「一歩も外に出ない!」と決めていた、かなりの警戒派でした。
でも、あるときふと思ったんです。
『死って、そんなに怖いものなの?』と。
よくよく考えてみれば、
始まりがあれば終わりがあるのは当たり前のこと。
それなのに、なぜ“終わり”にだけ恐怖を感じるのか?
掘り下げてみたら、それはどうやら社会からの“刷り込み”や“思い込み”だったのかもしれないと気づいたんです。
そこから私の防災観は180度変わりました。
今はこう思っています。
『起きてもいない未来に怯えて生きるより、
イマココをしっかり味わっていたら、もし死んでも後悔ない。
むしろそれって、ハッピーなんじゃない?』
だって終わりがあるからこそ、今が輝く。
もし終わらなかったら、それこそ恐ろしい(笑)
プログラミングのコードだって、
<開く>タグがあったら</閉じる>タグが必要じゃない?
閉じなきゃちゃんと動かないのと一緒です。
未知への恐怖には、まず“呼吸”で落ち着く練習を
とはいえ、人は未知の出来事に対して本能的に恐れを抱く生き物。
そんなときこそ、
**「深呼吸」**です。
それはもう、何も特別なことではありません。
静かに目を閉じて、深く吸って、ゆっくり吐く。
それだけで、不思議と心が静まっていきます。
まずは、自分を落ち着かせる。
そして、もし余裕があるなら、周りの人にもこう伝えてみてください。
『深呼吸してみよう』
この一言が、パニック寸前の空気をやわらげるきっかけになるかもしれません。
マインドが整っていれば、“備え”は活きる
「何があっても大丈夫」
「絶対なんとかなる」
——そう信じることができる“心の備え”があるだけで、
その場の空気が穏やかになり、判断力もクリアになります。
もちろん、非常食や水、避難場所の確認などの物理的な備えも大切。
でも、**どれだけ備蓄が揃っていても、マインドが整っていなければ意味がない。**
むしろ、冷静な判断ができていれば、
多少の不足も“なんとかするチカラ”が湧いてくるはず。
だから私は、まず「呼吸」を整えることをオススメしています。
いつも呼吸してる私たちだからこそできること
呼吸って、実は最も“手軽”で“パワフル”な防災ツール。
日常の中で、ちょっと緊張した時や焦った時に
『今、呼吸どうなってる?』って意識を向けてみてください。
それだけでも、心がイマココに戻ってきてくれます。
これは誰にでもできる“防災術”です。
なぜなら、私たちは、毎日ずっと呼吸してるんだから。
最後に
何が起きるか分からない時代だからこそ、
私はこれからも“マインドの防災”について、
そして“自分らしい生き方”について発信していきたいと思っています。
少しでも、あなたの安心の種になりますように。
今日も深呼吸して、
イマココの命をめいっぱい味わっていこう🌿
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